人生の最後をどう過ごすのか前もって話し合う必要性を語る「健康まつり」で医師が講演 静岡・熱海市


高齢化率が高い静岡県熱海市では、4年ぶりに「健康まつり」が開催され、地元の医師が「人生100年時代を自分らしく生きる」と題して講演しました。

 62人が参加した講演会では、外来から訪問診療・在宅看取りまで熱海の地域医療を支える安達昌子医師が、終末期においておよそ7割の患者が自分で医療やケアの意思決定が出来なくなると説明。

 人生の最期をどのように過ごしたいのか、どのように自分らしく生きるのか、家族やかかりつけ医などと前もって話し合う、アドバンス・ケア・プランニングの必要性を伝えました。

 この点について今年、熱海市で行ったアンケート調査では、55%の人が「話し合ったことがない」と回答しています。