静岡県内57カ所のヤードに立ち入り調査 75件の法令不備を確認し行政指導 静岡県警など
外国人の不法就労など犯罪の温床と指摘されるヤードに10月、静岡県警などが調査に入り、75件の法令の不備があったことが分かりました。
ヤードは車などの解体作業場で、周囲を高い塀などで囲われ、主に外国人労働者が関与しているとされ、不法就労や盗難品の売買の温床になっていると、指摘されています。
静岡県内にはおよそ170か所のヤードが確認されていて、県警は10月自治体や消防などとともに、57カ所に立ち入り調査をしました。
県警によると、無許可で営業していたケースや、廃棄物の保管状況が法令に適していないケースなど、75件の法令不備が確認されたといい、それぞれに文書や口頭で行政指導をしたということです。