旅するチョウ「アサギマダラ」が飛来 ホテルスタッフがマーキングすると…1700キロ離れた鹿児島・喜界島で確認 静岡・下田市

 静岡県下田市のホテルでは、何千キロも旅をするチョウ「アサギマダラ」が数多く飛来し、宿泊客を楽しませています。

 下田セントラルホテルでは、アサギマダラが好む秋の七草「フジバカマ」を毎年、植えており、今年も千株が満開を迎えています。ホテルでは浅黄色の優美なチョウの生態を知ろうと、全国的なアサギマダラのネットワークに加入。専門家の指導を受けたホテルのスタッフが、宿泊客と一緒に
チョウの羽に、日時や場所などを書いて放す「マーキング」を実施しています。

東京からの宿泊客「きれいでかわいい」

千葉からの宿泊客「すごくきれいで癒されました。どこまで行くか、連絡を待ちたいと思います」

 ホテルによりますと、去年は下田で放ったチョウがおよそ1700キロ離れた鹿児島県の喜界島で確認されたということです。