「絶滅したはず」の伊豆半島にツキノワグマ…シカのわなにかかる 被害なく山に戻す 静岡・河津町 

 静岡県河津町の山林で、ツキノワグマがわなにかかっているのが見つかりました。

 県などによりますと、20日午前、河津町の国有林で環境省の職員らが二ホンジカ用のわなにツキノワグマ1頭がかかっているのを見つけました。体長およそ120センチのオスで、職員らが麻酔で眠らせ、わなを外した後、山林に戻されました。

iZoo 渡辺那智さん:「麻酔が覚めると同時におりの扉を開け、山へ帰したという形。人にも動物にもいい結果になったのかなと思う」

 現場は人が立ち入ることが出来ないゲートの中で、被害はないということです。

    (10月20日放送)