台風１０号で大量の土砂が流れ込んだ火葬場　「原状回復が最善」との見解　静岡・熱海市

　台風１０号の影響で大量の土砂が流れ込んだ静岡県熱海市の火葬場について、市は「原状回復が最善」という見解を発表しました。

　８月３０日、台風１０号に伴う大雨で熱海市で土砂崩れが起き、火葬場１階に大量の土砂が流れ込みました。

　市は火葬場の再開について、これまでの調査結果から「原状回復が最善」という見解を発表しました。

　市によりますと原状回復であれば最短で１年以内で再開が可能ですが、新しい施設の建設や移転をする場合は、再開まで４年から５年かかるということです。

　市は崩落箇所の調査や施設の復旧作業を進め、施設の再開について結論を出す方針です。