富士登山が江戸時代の「参拝」から昭和以降の「観光」に代わる変遷を示した展示会 静岡・富士市「富士山かぐや姫ミュージアム」
静岡県富士市では、富士登山の変遷が分かる展示会が開催されています。
富士山かぐや姫ミュージアム 学芸員 高林晶子さん
「江戸時代の登山は参詣とか登拝と言い、富士山は信仰の対象の山で」
会場には江戸時代の富士山登山絵図や昭和初期の登山パンフレット15点が展示されていて、登拝から観光登山に移り変わる様子を分かりやすく紹介しています。
こちらは江戸時代後期に作成された「富士山禅定図」。
「富士山道」と刻まれた道しるべが確認できます。
また昭和40年代に使用されていた富士登山パンフレットも展示されています。
この展示は29日まで開催中です。