清水エスパルス 3シーズンぶりのJ1復帰を決める“サッカー王国静岡“復権へ―
J1の舞台にオレンジ戦士たちが帰ってきます。昇格をかけアウェーに乗り込んだ清水エスパルス。3シーズンぶりのJ1復帰を決めました。
清水サポーター:
「きょうこそ決めるぞ!おー!」
清水サポーター:
「昇格するぞー!」
J1昇格をかけ、決戦の地、栃木に乗り込んだ清水エスパルス。
悲願の昇格に向け選手を後押しするのは、アウェーの地に集結したおよそ6000人のオレンジサポーターです。
清水の大応援
「オレオレオレオレ♪」
エスパルスは、勝てば自力でのJ1昇格が決定。
一方で栃木は負ければJ3降格の可能性があるという、まさに「天国と地獄」。
両者のプライドをかけた運命の一戦が幕を開けます。
前半3分、ホームの栃木が積極的に攻撃を仕掛け、コーナーキックを獲得。
すると、そのコーナーキックから・・・
相手の見事なハーフボレーで、先制点を献上。
・・・と思いきや、これはオフサイドの判定で得点は取り消しに。
その後も、栃木は前線からの激しいプレスでエスパルスのゴールに迫ります。
何とか、前半をスコアレスで折り返したエスパルスは、後半開始から、一気にギアを上げます。
後半5分、コーナーキックから・・・
宇野のコーナーキックを中村が逸らし、最後は住吉。
セットプレーから待望の先制点をあげます。
試合終盤は栃木の猛攻を受けますが、身体を張った守りでゴールを許さないエスパルス。そして・・・
1点を守り切ったエスパルスが、2試合を残し見事J1昇格を決めました。
清水エスパルス 秋葉忠弘監督
「6000人以上のサポーター・ファミリーが我々とともに戦ってくれましたし背中を押してくれたからこそ、序盤の苦しい時間帯をなんとか耐えしのいだ中で、後半セットプレーで仕留めてくれたのでそこは非常に良かった」
清水エスパルス 乾貴士選手
「去年、本当にしんどい思いをしたのですごく達成感はありましたし良かった。最後2試合しっかり勝って、その中で楽しみながらやれればいいかなと」