「意思を確認されないまま投票された」静岡市の視覚障害者の男性が市を提訴 衆院選の代理投票制度
静岡市に住む視覚障害のある男性が、衆院選の代理投票制度を利用した際、意思を確認されないまま投票されたとして、市を提訴しました。
提訴したのは静岡市に住む弁護士の宇佐美達也さんです。
訴状によりますと、宇佐美さんが25日、葵区役所の衆院選期日前投票所で代理投票制度を利用した際、職員のミスで最高裁判所裁判官の国民審査の票が意思が反映さないまま、勝手に投票されてしまったということです。
宇佐美さんは精神的苦痛を受けたとして100万円の損害賠償を求めています。
宇佐美達也さん:
「なぜこういうことが起こってしまったのか、それで同じようなことが2度と起こらないように、どうしていくおつもりなのかっていうところをお聞きしたいですね。」
静岡市選挙管理委員会は「訴状が届いていないため詳細なコメントは差し控える」としています。