新県立中央図書館建設工事の入札 参加希望の企業がなく不調に終わる 開業遅れる可能性も 静岡県

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静岡県は新県立中央図書館の建設工事の入札が、参加を希望する企業がなく不調に終わったと明らかにしました。

 JR東静岡駅近くに建設が予定されている県立中央図書館。

 9階建てで収容能力は200万冊。

 今年度中の契約をめざして、建設工事への入札参加を希望する企業からの申請を受け付けていました。

 しかし、12日の期限までに申請は1社もなく、入札は不調に終わりました。

 静岡県は今後、建設業者などに不参加の理由などを聞き取って、対策を講じた上で再び入札参加申請を受け付けたいとしています。

 ただ今回の入札不調によって2028年夏ごろを予定していた開業が、遅れる可能性もあるということです。