東静岡駅北口アリーナの整備事業費およそ300億円に 資材高騰で266億円から増額 静岡市

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JR東静岡駅北口に計画されているアリーナの整備にかかる費用が、およそ300億円となることが関係者への取材でわかりました。

 これまでに静岡市は、JR東静岡駅北口の市有地にスポーツで最大8000人、音楽イベントで1万人を収容する大型のアリーナを整備する計画を示していました。

 関係者によりますと、この事業費はおよそ300億円となり、資材の高騰などの影響で当初市が想定していた266億円から増額となる見通しです。

 また、事業については今後事業者が設計・建設を行い、完成後に市が買い取り、運営権を事業者に売却する「BTコンセッション方式」で進めていく方針です。

 市は当初9月中に基本計画の原案を示したいとしていました。

 今後は基本計画の原案についてパブリックコメントにかける方針で、今年度中の計画策定を目指しています。

 アリーナ整備を巡っては難波市長がこれまでに2030年開業の目標を掲げています。