静岡まつりで宴会や「密」発生 静岡市長「イベント開催のケーススタディに」
変異株の感染確認が相次いだ静岡市。9日、田辺市長が定例会見を開きました。
静岡市 田辺信宏市長:「今また感染拡大の可能性が高まっている兆候がある。とりわけ若い世代には感染しない・させない、より慎重な行動をとってほしい」
また、8日、市に届いた第一弾の高齢者向けワクチンについて、20日から、葵区の静岡瀬名病院の入所者と職員、あわせて440人程度を対象に接種を始めると明らかにしました。
一方で、記者から質問が相次いだのが、先週末、3日にわたり行われた「静岡まつり」についてです。
祭り当日の会場では、花見をしながら大人数での宴会が一部で行われていたほか、手筒花火を見るために観客が殺到し、密が発生する場面もありました。
Q.一部では花見や20時以降の営業などもあり、密になる場面もあったが、その辺りが感染拡大につながったのではないか?
静岡市 田辺信宏市長:「今回は祭り全体を縮小した。規模も時間も縮小した中で、祭りの時間が終わった後に一部問題行動があったという報告は受けている。コロナ禍でのイベント開催のケーススタディをしていかなければならないと思っている」