浜松市で親族3人を殺害した罪で懲役30年の判決 元警察官の男が東京高裁に控訴
浜松市で親族3人を殺害した罪で懲役30年の判決を言い渡された元警察官の男が、東京高裁に控訴しました。
元警察官で無職の男性被告(25)は2022年3月、浜松市の自宅で祖父ら親族3人の頭をハンマーなどで複数回殴り殺害した罪に問われ、1月15日、地裁浜松支部で懲役30年の判決を受けました。
被告はこの判決を不服として28日東京高裁に控訴したということです。
これまでの裁判で被告は解離性同一性障害の影響で、ボウイという別人格が犯行に及んだと主張し、責任能力の有無が主な争点となっていました。
弁護人によりますと被告は懲役30年という量刑と責任能力が認められたことについて「控訴審の判断を仰ぎたい」と話しているということです。