2024年度 静岡県内の児童虐待の相談は3500件あまり 前の年から減ったものの依然として高い水準
2024年度、静岡県内で児童虐待の相談は3500件あまりで、前の年から減ったものの、依然として高い水準が続いていることがわかりました。
静岡県によりますと、2024年度、政令市を含む県内7カ所の児童相談所に寄せられた児童虐待の相談は、3554件でした。前の年から269件減りましたが、過去4番目に多い数で、2000年度から約8倍に増えるなど高い水準が続いています。
そのうち、心理的虐待がおよそ6割と最も多くなっています。年齢別では、未就学児が4割以上を占めました。
また、県の調査で、児童養護施設の保育士と里親から虐待を受けた児童が4人確認され、県は施設への改善指導や里親登録の取り消しを通知したということです。