静岡・三島市民らおよそ40人が三島駅南口再開発事業の工事現場を見学

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 静岡県の三島駅南口再開発事業の工事現場で見学会が行われました。

 見学会には三島市民らおよそ40人が参加しました。

 三島駅南口東街区の再開発事業では、分譲マンションや商業施設が入る高さおよそ90mの24階建てタワー棟など6棟を建設します。

 5年前には反対グループが住民投票の実施を求めましたが議会で否決。その後も自然保護団体が地下水への影響の検証を求めていました。

 工事では地下水の保全策として杭を設けない直接基礎を採用したり、汚濁水が発生しにくい工法や工材を取り入れたりしているということです。

●参加者:
「現実を見ると問題点もわかりますし、駅前の三島の顔になるのでここの開発は必要だと思う」

●参加者:
「新幹線の止まる駅で駅前にこれだけの土地があり、三島市にとってはこれからの活性化に期待できると今日見学して良かった」

●三島市 三島駅周辺整備推進課 前田耕作さん:
「地下水対策の専門家に見ていただき地下水に影響が出ていないことが確認されています」

 建物は2027年内の竣工を目指して整備されます。