静岡県が道路陥没を防止するための連絡会議を招集5日から地中レーダ探査車両を使った緊急輸送路の緊急調査を実施

全国で道路陥没が相次いでいることを受け、静岡県は対策を強化するための連絡会議を立ち上げ、5日初めての会合を開きました。
1月埼玉県八潮市では下水道管の破損が原因とみられる道路陥没事故が起きたほか、2月には富士宮市小泉の県道でも排水管の老朽化による道路陥没が発生しました。
静岡県内でも上下水道管などの老朽化により道路陥没の危険性が高まっていることから、県は陥没の防止に向け、庁内の関係部署が情報共有や連携を図るための会議を設置。
5日はそれぞれの課が担う道路の点検状況が共有されたほか、人工知能=AIを使った点検方法が紹介されました。
静岡県道路保全課 西原宏昌課長:
「管理者の状況をまず共有するところから入って、それぞれが連携してさらに効率的な管理、安全度を高めることができれば良いと感じる」
県は5日から28日にかけ緊急輸送路のうち、県が管理する国道を対象に地中レーダ探査車両を使った緊急調査を行うとしていて、次回の会議で結果が共有される見通しです。