埼玉県八潮市の道路陥没事故以降静岡県内でも下水道管の点検が続々と始まる
埼玉県八潮市の道路陥没事故は現在も救助作業が続いています。静岡県内でも下水道管の点検が続々と始まっています。
梅田航平記者
「浜松市のこちらのマンホールでは実際にふたが開けられ、現在カメラを使った調査が行われています。」
埼玉県八潮市の道路陥没事故を受けて浜松市が進めている下水道管の緊急点検。
市内4つの主要な下水道管や直径2メートル以上の下水道管が対象で、目視での確認や写真での記録を行います。さらに・・・。
浜松市の職員:
「もうちょい下、もうちょい・・・オッケーオッケー入った」
Q.これが下水道管?
「これが下水道管の中です。上に上げられる?」
「マンホールの周りいこう。これがこういう形で、マンホールの中にひびとかがあればこれで確認できる」
5日は下水道管の中にカメラを入れて、劣化や損傷がないか確認しました。
浜松市下水工事課 久保田茂夫課長補佐
「硫化水素が溜まってマンホールの腐食があるかどうか、危険箇所の確認をしております。八潮市での起因を受けて下水道の管路の調査ですので、どういうようなものが見つかるかどうか、再度調査をしているという状況です」
今回の事故を受け、国交省は全国の自治体に大型の下水道管の緊急点検などを要請。
静岡県内の市や町でも緊急点検が行われていて、静岡市では、7日までに市内12.6キロの下水道管の点検を実施する予定です。