静岡市で下水道管の緊急点検始まる 埼玉・八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故を受けて

 埼玉県八潮市の道路陥没事故から4日で1週間。静岡市内では下水道の緊急点検が始まりました。
 
◆船引とわ記者:
「下水道管の緊急点検がはじまりました。市の職員がマンホールの中に入り、下水道の様子を目視で確認しています」

 静岡市が始めたのは口径が2メートルを超える下水道管の点検作業。職員がマンホールのふたを開けて穴の中に腐食や割れ目が無いか目視で確認しました。

 埼玉県八潮(やしお)市の幹線道路が陥没し、転落した74歳のトラック運転手が安否不明となってからきょうで1週間。現地では現在も救助活動が行われています。

 静岡県内ではこれまでに県と16の市町が点検の意向を示していて、静岡市では7日まで市内の下水道管、12.6キロの点検が行われる予定です。

◆静岡市 上下水道局 梅本宏臣 課長補佐:
「やはり口径が大きい下水道管路につきましては、非常に影響が大きいということがよくわかりましたので、劣化が見つかった場合の補修などの対策を進めていくことが大事」

静岡市で下水道管の緊急点検始まる 埼玉・八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故を受けて