列島を覆う「最強寒波」 静岡県内では山間部で雪 そんな中、浜松市天竜区では大自然の中でサウナを楽しむ人も
列島を覆う“最強寒波”。静岡県内では山間部で雪が降っています。
こちらは午後1時過ぎの静岡市葵区井川地区の様子。大粒の雪が降り続いています。日本列島を覆っている、今シーズン最強の寒波。県内でも朝から冷え込みました。
●林輝彦アナウンサー:
「静岡市役所前の温度計は6℃を示していますが、体感はもっと寒く感じられます。マフラーに手袋を身に着けているのですが、しばらく立っていると、足元がかじかんでくるような寒さです」
けさの通勤通学の時間帯は分厚いコートやダウンを着た人が目立ち、多くの人が防寒対策を万全にしていました。
●静岡市民(40代):「やっぱり寒いです。冷えます。足先が冷えます」
●浜松市民・(50代):
「きょうはちょっと空気が冷たいと思います」
Q.手に持っているのは?
「スターバックスのラテ。カイロ代わりに買いました」
4日の最低気温は静岡市井川で-3.4℃、御殿場で-2.1℃、川根本町で-1.8℃、浜松市佐久間で-0.4℃と、静岡県内4地点で氷点下になりました。
降り積もった雪を除雪しながら走行する作業車。これは4日午前1時頃の北海道・帯広市の様子です。北海道では一晩で積雪が1メートル以上増えているところもあり、今シーズン最強寒波がもたらす大雪は週末にかけて全国に広がるとみられています。
その寒波は西から静岡県へ・・・
●齋藤諒アナウンサー:
「川が澄み切ってとっても冷たそうです、こちら浜松市天竜区なんですが、現在の気温は9℃。手がかじかむような寒さです。そんな中、こちらにはテントサウナがずらりと並んでいます。湯気がモクモクと立ち上がっています。寒い中で暖かさを求めて、サウナに入りに来ている人たちがいます」
浜松市天竜区の大自然の中で、アツアツのバレルサウナとテントサウナを楽しむことができる「サウナ天竜」。最低気温2.9℃、日中も7.5℃までしか上がらなかった天竜ですが、そんな中でも、“整い”に来たお客さんが…。
●お客さん①:
「寒波が来るとなって、寒くなるなら行くしかないと」
●お客さん②:
「冬のほうが整い方が、気持ちよさが違う。冬のが気持ちいい」
サウナの温度は90℃。冬でも平日に20人ほどは訪れるといいますが、寒波の影響なのか、今週は予約が少ないといいます。
●齋藤アナウンサー:
「ちょっとずつ中からまっていく感じがしますね」
サウナで体の芯まで温まったあとは、もちろん…!
●齋藤アナウンサー:
「いざ自然へ、あっ寒くない!行ってきます」 ⇒川へダイブ
ほてった体を冷やす水風呂は、目の前を流れる川。4日の水温は7℃、水風呂としてはかなり冷たくなっていますが、真冬ならではの特別なサウナ体験をお客さんも満喫していました。
静岡県内では5日、1日を通して4日より寒くなる見通しで、体調管理や防寒対策にも注意が必要となりそうです。