浜松市で下水道管の緊急点検始まる 埼玉県八潮市で道路が陥没しトラックが転落した事故を受けて
埼玉県八潮市で起きた道路陥没事故を受けて、浜松市で下水道管の緊急点検が始まりました。
埼玉県八潮市で地下に埋められた下水道管の破裂が原因とみられる大規模な道路の陥没が発生してから丸6日。
事故に巻き込まれたトラック運転手の男性(74)の安否は現在も分かっていません。
現場では穴の内部に行くためのスロープを作る作業が続けられていますが、下水の可能性がある大量の水が湧き出ていて、捜索活動は度々中断し、難航しています。
事故を受けて国交省は全国の自治体に対し、大型の下水道管の緊急点検などを要請。
静岡県も市や町に下水道管の適切な管理を要請し、これまでに9つの市と町が緊急点検を実施する意向を示しています。
梅田航平記者:
「浜松市でもきょうから下水管の緊急点検点検が始まりました。こちらでは実際にマンホールが開けられ、浜松市職員による点検が行われています」
浜松市で始まった点検は市内4つの主要な下水道管や直径2メートル以上の下水道管が対象で、3日は目視での確認や写真での記録を進めました。
浜松市は5日間の調査で、緊急度の高い劣化や損傷が見つかった場合には、速やかに対応する方針です。