日本銀行の内田眞一副総裁が静岡県内の政財界の代表者と懇談 静岡市

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日本銀行の内田眞一副総裁が静岡市を訪れ、県内経済の現状と課題について政財界の代表者と意見を交わしました。

 日銀は地方経済の現状と課題について全国各地で懇談会を行っていて、静岡県内では2年ぶりの開催です。

 懇談会は非公開で行われ、冒頭のあいさつで内田副総裁は想定されるペースの利上げは、経済の反応を確認しながら進めていけるという見解を示しました。

 そして県内政財界の代表者らと意見を交わし、日銀の金融政策に対してさまざまな要望が上がったということです。

 懇談会後の会見で内田副総裁は県内経済について…

日本銀行 内田眞一副総裁
「緩やかに回復していると認識している。個人消費は物価上昇などの影響が見られているが、雇用所得環境の改善を背景に緩やかに増加しつつある」

 そして静岡県が進めるスタートアップ支援や自動運転などの取り組みは雇用の創出などにつながると評価しました。