日本で初開催 パラ水泳国際大会ワールドシリーズ パリパラリンピックで4つのメダルを獲得した浜松市出身・鈴木孝幸選手も出場 静岡・富士市

パラ水泳の国際大会ワールドシリーズが、日本で初めて静岡県富士市で開幕しました。パリパラリンピックで4つのメダルを獲得した浜松市出身の鈴木孝幸選手も出場しています。

鈴木孝幸選手:
「海外の選手と競り合えるっていう機会になりますし、自国での開催になるので、日本の方に多く見てもらいたいなっていう気持ちはありますね」

 日本初開催となるパラ水泳ワールドシリーズには21の国と地域から233人の選手が参加しています。

 観客席には富士市内の小学生も招待され声援を送りました。

 ワールドシリーズは障害によるクラスが違う選手たちが一緒に泳ぎ、クラス別に算出されたポイントで順位を決めます。

 鈴木選手は初日の10日パリパラリンピックで銀メダルを獲得した100メートル自由形に出場。

 予選は1分23秒47の好タイムで920ポイントを獲得。

 2位で予選を通過しました。

 夕方行われた決勝では好スタートから力強いストロークを見せ1分23秒23をマーク。

923ポイントで2位となり、銀メダルに輝きました。

鈴木孝幸選手:
「緊張感も国際大会ならではのものがあった。50m平泳ぎは金メダルを狙えると思うのでひとつは取りたい」

 パラ水泳ワールドシリーズは静岡県富士水泳場で12日まで開催されています。

栗田麻理アナウンサー
栗田麻理アナウンサー