「こんなボロボロになって悲しくなったんですよ」「だんご3兄弟」の生みの親の映像作家・佐藤雅彦さんが国民宿舎跡地にミュージアムを建設へ 静岡・沼津市

「だんご3兄弟」や「バザールでござーる」などを生み出した映像作家が静岡県沼津市の国民宿舎跡地にミュージアム建設を計画しています。
16日沼津市の頼重秀一市長を訪ねたのは旧戸田村出身の映像作家佐藤雅彦さん(71)です。
佐藤さんは「だんご3兄弟」の作詞や「ピタゴラスイッチ」の制作のほか、「バザールでござーる」など数々のCMを手掛けました。
2006年に閉業した「国民宿舎伊豆戸田荘」の跡地活用に関する公募に手を挙げ、優先交渉権を得ています。
佐藤雅彦さん:
「(国民宿舎が)こんなボロボロになって僕は悲しくなったんですよ。希望が無くなった感じで。新しい希望を戸田に作りたいと考えまして」
跡地には「富士山と海を見ながら考えるミュージアム」を建設して自身の作品を展示するほか、カフェや宿泊施設体験型展示スペースを併設する計画です。
佐藤雅彦さん:
「戸田村の人口がだんだん減っている。もう一度この素晴らしい地を 世の中に知らせたいなとそれが一番大きい」
今後、土地の契約や住民への説明などを行い4年後のオープンを目指すということです。