2024年の静岡県内の住宅の耐震化率は初めて90%を超える 全国と比べて約3%高く

 2024年、静岡県内の住宅の耐震化率は初めて90%を超えたことがわかりました。

 2024年10月に総務省が行った調査を元に県が算出したところ、2024年の県内の住宅の耐震化率は92.8%でした。5年前の89.3%から3.5ポイント上昇し、全国と比べても3%近く高くなっています。

 一方、耐震性なしの住宅は、2018年の約15.2万戸から約10.5万戸に減少しました。

 県は、これまで市や町と連携して木造住宅の耐震化を進める取り組みを行っていて、引き続き耐震化を進めると共に、耐震化が難しい古い住宅については、命を守る対策を働きかけるとしています。

静岡県庁
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