なぜ? 浜松市役所に6mのエヴァンゲリオン登場 キーワードは「シン・ハママツ計画」
和田佳代子記者:「日曜日にも関わらず浜松市役所前には多くの人が詰めかけています。お目当てはなんなのでしょうか」
日曜日の浜松市役所を訪れた多くの人々…。視線の先にあったのは…。

和田記者:「エヴァンゲリオン初号機の立像が出迎えるように設置されています。かなり迫力があります」

市役所入口のロビーで、出迎えたのは、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場するエヴァンゲリオン初号機! その高さはなんと6メートルで、見上げなければ全容を確認することができないほどの大きさです。

この巨大立像を一目見ようと訪れたエヴァファンでご覧のにぎわいに。20日だけで集まったファンは700人を超えていて、上から下から、思い思いの角度で写真に収めていました。

ファン歴20年 浜松市民:「感動しています。機体のつや感がかっこいいです…ぐふふ」

ファン歴10年・山口県から:「思った以上にデカかったのでびっくりしました。吹き抜けのロビーに光が差し込んで、初号機が光ってるみたいに見えます」

そもそも、なぜエヴァンゲリオンが浜松市に…。背景には浜松市が始めたとあるプロジェクトがありました。
その名も「シン・ハママツ計画」。

2021年公開の映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」の舞台の1つで、天竜二俣駅がモデルになった浜松市。現地はラッピング電車が通り、映画公開から4年が経った今も、ファンにとっての「聖地」として愛されています。

この観光資源を、大阪・関西万博に合わせて来日する世界各国のファンに向けて活用していこうというのが「シン・ハママツ計画」で、浜松市はエヴァの立像設置など、事業費として4200万円を計上しました。
浜松市 中野祐介市長:「クルージャパン、代表するコンテンツは漫画アニメ。代表がエヴァンゲリオンだと思っている。全国の皆さん、世界の皆さん、エヴァファンの皆さんに喜んでいただけると思っている」

来年2月まで実施されるこの計画。今後もスタンプラリーやコラボメニューなど様々なイベントを展開予定だということです。
