伝統校対決は浜松商に軍配!静岡高校はベスト16で敗退 春の高校野球静岡県大会

 26日〔浜松商5-1静岡高〕草薙球場

両校合わせて夏35回、甲子園常連校の浜松商と静岡高が激突した春季東海地区高校野球静岡県大会3回戦は浜松商が5-1で静岡高を退け準々決勝進出を決めた。

 浜松商は1回、制球が定まらない静岡高の先発・増田煌太朗から押し出し死球と6番・山口のスクイズで2点を先制すると、3回にも4番・中村のタイムリーなどでリードを5点に広げ試合の主導権を握った。

 投げては昨秋までは内野手で、本格的な投手転向は今春だったという山口祐誠が、最速は120km中盤ながらコーナーを上手く投げ分けて静岡高打線を7安打、内野ゴロの1点のみに抑える好投で完投。磐田南との準々決勝(27日)進出を決めた。

草薙球場
草薙球場