マダニにかまれたか… 新たに3人が日本紅斑熱に感染 静岡県内の患者は4人に
静岡県は、県内でマダニが媒介する日本紅斑熱に新たに3人が感染したと発表しました。
県によりますと感染が確認されたのは、熱海保健所管内の50代女性と80代女性、中部保健所管内の80代女性の合わせて3人です。
県によりますと、3人は、発熱や発疹などの症状がありましたが、マダニに噛まれた自覚はありませんでした。いずれも快方に向かっているということです。
県内では今年に入り、日本紅斑熱の患者はこれで4人となりました。
日本紅斑熱はマダニに噛まれることで感染しますが、人から人への感染はありません。
県内では、2020年以降、46人の感染が確認されていて、2人が死亡しています。
マダニは、春から秋にかけて活動が盛んになることから県は、野山や草むら、畑などに入る場合は、耳を覆う帽子や首に巻くタオル、長袖、長ズボンを着用するなど肌の露出を少なくするよう、呼びかけています。
