重症化すると死に至る場合も…マダニ媒介の感染症「日本紅斑熱」今年県内3人目の患者を確認

 静岡県は8日、マダニが媒介する感染症で今年3人目の患者を確認したと発表しました。

 県感染症対策課によりますと、2日、熱海保健所管内の80代の人が、「日本紅斑熱」と診断されました。

 静岡県内で感染が確認されるのは3人目です。

 この患者は4月28日以降、発熱や脱水などの症状があり、発症前に山林を訪れていたことから、マダニにかまれて感染したとみられるということです。

 日本紅斑熱は重症化すると死に至る場合もあり、県は草むらなどに入る場合は長袖、長ズボンを着用するよう注意を呼び掛けています。