聖隷浜松病院と三方原病院に災害派遣医療チームの移動車両を初めて導入

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 聖隷福祉事業団は経営する浜松市の病院に、災害派遣医療チームの移動車両を初めて導入しました。

 聖隷浜松病院と三方原病院に導入されたのは、救急車を含む2台の車両です。このDMATカーはWi-Fiや衛星携帯電話のアンテナといった通信設備や医療器具が備わっていて、災害現場でけが人を手当てすることができます。

 聖隷福祉事業団は2024年1月の能登半島地震でも、DMATの一員として現地支援に参加しました。ただ、救急車1台を1か月間、被災地に派遣したため、緊急搬送の体制が手薄になり導入を検討していました。

●聖隷浜松病院 岡俊明院長:
「(被災地を)支援した時に院内の体制も維持しないといけないということは、院内の救急車をしっかり整備する。この一台ができたことは非常に大きい」