【新型コロナ】死亡した高齢男性はオミクロン株に感染か…重い基礎疾患も 静岡市
新型コロナウイルスに感染し、12日に死亡が発表された静岡市の高齢男性が、オミクロン株に感染していた可能性が高いことがわかりました。
静岡市によりますと、男性は新型コロナに感染し、中等症の症状で市内の医療機関に入院していましたが、11日に死亡しました。その後の検査で、デルタ株は陰性だったことが確認されたことから、市は「オミクロン株に感染していた可能性が極めて高い」としていて、解析を進めています。
ただ、男性には重い基礎疾患があり、市は医療機関からの聞き取りの結果などから「基礎疾患の悪化により死亡した可能性が高い」と分析しています。
静岡県内で新型コロナ患者の死亡が確認されるのは、去年10月5日以来およそ3カ月ぶりで、オミクロン株感染者と確認されれば、県内で初めての死者になります。