UCLG・世界都市自治体連合が静岡県の加盟を承認 日本の都道府県としては初めて

静岡県はUCLG・世界都市自治体連合に都道府県として初めて加盟が承認されたと発表しました。

 静岡県によりますと、6月9から12日にフィリピン・ボカライ島で開催されたUCLG ASPAC(世界都市自治体連合・アジア太平洋支部)執行理事会で、9日付で静岡県の加盟が承認されました。

 UCLGは2004年5月に設立した世界最大の地方自治体連合組織で、140以上の国と地域から1000以上の都市が加盟しています。

 日本では、浜松市のみが自治体として加盟していて、都道府県としての加盟は初めてです。

 加盟することで地方自治体の影響力の強化や、地方自治体間の交流促進などが期待でき、国際会議やセミナーなどに参加することができます。

 鈴木知事は、「都道府県として初めてUCLG加盟が承認され、大変うれしく思う。今後はネットワークを最大限に活用し、世界への本県のプレゼンス向上や、欧州など新たな国や地域との連携強化を図ってまいる」とコメントしています。

静岡県庁
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