浜松市に建設を計画している新しい県営野球場について広く提案を公募する方針 静岡県

YouTube Video 浜松市に建設を計画している新しい県営野球場について広く提案を公募する方針 静岡県
動画を再生

浜松市に計画されている新しい県営野球場について、静岡県は7月中旬から広く提案を公募する方針を示しました。

 浜松市中央区の篠原地区に建設が計画されている県営野球場について、規模や構造などを検討する協議会が開かれました。

 野球場を巡っては 県は3つの基本計画案を示していて去年3月の需要調査ではドーム型球場の建設費が、当初の370億円を大きく上回る450億円と試算されています。

 県は財政負担を減らすため民間の資金を活用する「PFI方式」を実施したい考えで、会議では1月から始めた事業者へのヒアリングの結果が報告されました。

 その中で野球場の多目的利用について「交通利便性や付近のアリーナ施設と競合することから可能性は低い」という意見がありました。

 一方で、資材費の高騰などを受け「採算性を重視した投資に移行している」という回答もありました。

 これらを踏まえて県は野球場のコスト削減策や規模・構造などについて、7月中旬から9月上旬まで法人を対象に公募を行う方針を示しました。

静岡県公園緑地課 熊谷修孝課長:
「投資だけでなく運営をしながらそこの中でいろんな財源の低減につながるような提案があれば」

 県は今後公募結果を踏まえて、野球場周辺も含めた利活用推進案を作成し建設費も改めて算出する方針です。