県営野球場建設問題 浜松市は静岡県などと作る協議会での議論を進め多目的ドーム型スタジアムの早期実現につなげていく方針

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県営野球場の建設問題をめぐっては10日の浜松市議会でも論戦が交わされました。

小黒啓子市議:
「この協議会のあり方について、県議会の中でも疑問が出されております」

 日本共産党浜松市議団の小黒啓子議員が取り上げたのは1月に初会合が開かれた県と市などでつくる「遠州灘海浜公園利活用促進協議会」について。

 4日の静岡県議会一般質問で議員から「協議会に周辺自治体や野球関係者が含まれていない」として、協議会のあり方に疑問が投げかけられていました。

 これに対し浜松市の中野祐介市長は…。

中野祐介市長:
「協議会での議論によりまして、県全体の発展に寄与するものであることを県民や県議会の皆さんに広くご理解いただき、多目的ドーム型スタジアムの早期実現に繋がることを期待をしているところでございます」

 このように述べ、協議会での議論を進める考えを改めて示しました。

 また、小黒市議が浜松市民への意見聴取を求めたことについては…。

中野祐介市長:
「今後の協議会の状況、事業の進捗の状況も踏まえて、県にも必要に応じて提案していきたいと思います」

 県がアンケート調査などを実施しているなどとして、市独自の聴取は行わない考えを示しました。