浜松市の県営野球場について静岡県は基本計画の3案をベースに2年以内にタイプを絞り込みたいとの考え示す 静岡県議会建設委員会

浜松市に建設が計画されている新しい県営野球場について、静岡県側は基本計画の3案をベースに2年以内にタイプを絞り込みたい考えを示しました。
飯田末夫県議(自民・浜松市中央区選出):
「情報の共有ができていなかったということ。これは非常に重要なことだと思う。だからきちんと説明をして議会にも説明が欲しかった」
新野球場を巡っては、静岡県が基本計画で2万2000人規模の多目的ドーム型と屋外型、1万3000人規模の屋外型の3つの案を示しています。
委員会では、去年3月にまとまった需要調査で野球場の建設費が最大で80億円増加したことを県が公表しなかったことについて質問がありました。
中田次城(自民・伊東市選出):
「今、資材の高騰は止まっていない。だから何にも上振れした数字を隠す必要とか公表しない必要が全くない」
県の担当者:
「途中で新たな事業費を提示することはかえって混乱を招くのではないかと考えてしまい、隠す、そういったつもりはなかった」
また、森本哲生交通基盤部長は、新野球場について基本計画の3案をベースに2年以内にタイプを絞り込みたい考えを示しました。
静岡県・森本哲生交通基盤部長:
「希望としては2年ぐらい6回(の協議会)で決めていきたい」
静岡県・森本哲生交通基盤部長:
「民間の方からしっかりと意見を聞かなければならないので、丁寧に進めると言いながらもスピード感を持ちたいということで2年でという気持ちを伝えた」
沢田智文委員長:
「今まで長きにわたり議論してきて、今後どうなるのかというようなことは1つの言葉で県民の人たちが右往左往することがないように。正しい時期に正しい結論を出すことができるといいかなという風には思います」