市が運営する自主運行バス 申請漏れで更新手続きがされていない状態で運行されていたと静岡市が発表
静岡市は18日、市が運営する自主運行バスが国交省への申請漏れで、更新手続きがされていない状態で運行されていたと発表しました。
静岡市は、民間事業者とNPO法人に委託し、葵区の井川地区と両河内地区で自主運行バスを運営しています。この自主運行バスは3年に一度、国土交通省から道路運送法に基づく自家用有償旅客運送者としての登録を受けなければなりません。
しかし担当職員の確認不足で、自主運行バスは自家用有償旅客運送者としての効力が失効したまま運行され、本来、徴収してはいけない利用料を徴収していたということです。
1日から発覚した17日までで862人が利用し、10万700円を徴収していました。バス停の占有手続きを進める中で今回の事案が発覚しました。
市は19日にも国交省に再登録申請を行い、市のHPやバス停などに事案を知らせる内容の案内を掲示して料金の返還を行います。また「組織内での業務スケジュールの管理などを徹底します」などどしています。
