【富士登山】今年から導入する登山規制のための手続き小屋を富士宮ルートの五合目に設置

富士山の静岡県側では7月の開山を前に、新たな登山規制を円滑に導入できるよう富士宮口5合目に山小屋を設置しました。
仙島英明記者:
「午前9時前富士山富士宮口5合目に手続き小屋が運ばれてきました」
富士登山に関して静岡県は今年から入山料4000円を徴収したり、ルールやマナーに関する事前学習を義務付けるなど、新たな登山規制を設けます。
こうしたことを考慮し設置された山小屋は、大きく3つに分かれています。
事前登録の認証や許可証の受け渡しをする受付小屋。
登山初心者がビデオ講習を受ける学習小屋。
そして、係員が待機する哨舎(しょうしゃ)と呼ばれる小屋です。
手続き小屋では7月10日から9月10日まで24時間体制で業務にあたります。
静岡県富士山世界遺産課 岡部晋治課長代理:
「ルール・マナーが浸透していないところもあるので、今回の登山規制を通して登山者の意識が少しでも変わっていただければありがたい」
業務にあたるスタッフは今後様々な研修を受け、7月10日の山開きに備えます。
山小屋は今後御殿場口や須走口の5合目にも設置されます。