富士山の登山規制についてパブリックコメントの結果とそれに対する見解を公表 入山料の区分と人数制限は設けない方針 静岡県

富士山の登山規制に関する骨子案について、静岡県はパブリックコメントの結果と、それに対する県の見解を公表しました。

 登山規制を巡っては、県は入山料として4000円を徴収し、弾丸登山を防ぐために夜間の通行規制を設ける方針で、県議会2月定例会に条例案を上程しています。
 これについて県は、去年12月に実施したパブリックコメントの結果を公表しました。

 骨子案については、入山料について年齢などにより区分を求める意見が複数上がり、これに対し県は「基本的に年齢や居住地等に関わらず等しく生じるものと考えていて、入山料の金額に差は設けない方針」との見解を示しました。

 教育活動については、減免する方向で検討していく方針です。

 また、山梨県側で設定されている人数制限については、静岡県側では設けず、今後の動向等を踏まえて必要に応じて関係者と協議する考えを示しました。

静岡県庁
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