マダニに咬まれ感染症を発症した静岡市の女性が死亡 浜松市の60代男性は集中治療室で治療中

マダニに咬まれたことで感染症を発症した静岡市の女性が、23日に亡くなったことが分かりました。
静岡市によりますと、亡くなった駿河区に住む60代の女性は、16日に発熱や腹痛、全身にだるさなどの症状を発症しました。その後、23日「重症熱性血小板減少症候群」と診断され、その日の夜死亡が確認されています。
また、浜松市の60代男性も23日発症し、集中治療室での治療が続いています。
この感染症はウイルスを持つマダニに咬まれると発症します。秋まではマダニが活発に活動するため、県は野山や草むらなどに入る際は、肌の露出を避けた服装の着用を呼びかけています。