マダニにかまれ80代女性が死亡…日本紅斑熱に感染 2000年以降8人目の死者 静岡県
静岡県内の80代の女性が、マダニにかまれて日本紅斑熱に感染し、26日、死亡しました。
静岡県の発表によりますと、中部保健所管内に居住している80代女性が、22日ごろから全身の脱力感や倦怠感を感じ始め、25日に入院しました。ところが翌26日に容体が急変し、敗血症のため死亡した、ということです。
女性は「草取り中にマダニにかまれた」、と話していて、太ももに刺し口がありました。県の研究機関で検査したところ、女性の血液と刺し口のかさぶたから、日本紅斑熱の病原体遺伝子が検出されました。
県内では2000年以降、マダニにより日本紅斑熱に感染し死亡した人は、今回の女性で8人目です。
