進化にびっくり…「水筒」で年間10万円以上の節約という試算も 静岡市
いよいよ夏本番。そうした中で欠かせないのが「水分補給」です。街で取材をしてみると…。
60代男性(静岡市在住 ペットボトル2L詰め替え):「これは家の水道の水を冷やしている。金かかるじゃないですか」
10代男性(静岡市在住 水筒持ち):「最近は水筒を持っていくようにしています。お金が毎日買うとかかるので水筒に変えました」
20代女性(静岡市在住):「時間があるときは、水筒に麦茶とか入れて持ち歩くようにしているんですけど、出来る限り手ぶらで行きたいときは、買ってしまうことが多いですね」

多くの人が持ち歩いていた「水筒」。背景にあるのは“飲み物代の節約”です。
伊藤園は25日、主力商品の「お~いお茶(600ml)」を10月出荷分から値上げすると発表。現在600ミリで194円の商品が216円に値上がります。また、サントリー天然水も10月から500ミリのペットボトルを170円(税別)から190円(税別)に価格改定。かつては150円程度だったペットボトル飲料が現在では1本200円近くに。少しでも節約をしようと水筒を持ち歩く人が増えているようです。

100種類以上の水筒…飲み終わったら小さくなる!?
古賀りなアナウンサー:「ハンズ静岡店です。こちらではなんと100種類以上の水筒を取り扱っているそうです」

静岡市内の雑貨店には、色鮮やかなものや、アウトドア向けにおよそ2リットルが入る大容量のものなど種類豊富な水筒が並びます。
ハンズ静岡店水筒コーナー担当 山﨑恵美子さん:「”節約”という意味でマイボトルを使われる方が増えてきてると思います。(昨年より売り上げは)20%以上は伸びているかと思います」

時代と共に水筒も進化。こんな商品もあるようです。
ハンズ静岡店水筒コーナー担当 山﨑恵美子さん:「飲み終わりましたら帰りはコンパクトにお持ち帰りいただけます」
古賀アナ:「こんなにちっちゃくなっちゃいました」(+asu シリコン ウォーターバッグ 600ml 3300円)
サイズは半分以下に! バッグに入れやすいと人気だといいます。ほかにも…。

ハンズ静岡店水筒コーナー担当 山﨑恵美子さん:「底が外せます。底が外せて大きく口が開きますので洗いやすい」

ハンズ静岡店水筒コーナー担当 山﨑恵美子さん:「特に暑い時期ですから、大きな氷も入れることができます。(街中に)給水スポットっていうのも増えてきておりますので、そこで飲んでから持って帰るっていうのもいいかなと思います」

年間10万円以上の節約に
注目される「マイボトル」。実際にこんな“試算”も…。
節約アドバイザー 丸山晴美さん:「ここ数年、ペットボトル飲料の値上げが続いていて、500mlあたり、大体150円くらいすると思う。これを仮に1日2本購入すると、1年間で10万9500円。例えば麦茶を自宅で2リットル煮出して水筒に入れて持ち歩くことで、年間のコストは2920円になる。差額で10万6580円節約になる」
「ちりも積もれば山となる」。水分補給が欠かせないこの夏、「水筒」も選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか。
