静岡・藤枝財務事務所で7792件分の現況報告書が紛失 富士財務事務所では個人情報の漏えいがあったと発表
静岡県は、藤枝財務事務所で、自動車税における身体障害者などの減免に関する現況報告書、7792件分が紛失したと明らかにしました。
藤枝財務事務所によりますと、文書は書庫に施錠して保管していましたが、年に1度、廃棄するタイミングで他の文書と共に廃棄したとみられるということです。
文書は7年間保存する決まりになっていましたが、当時の担当者が文書保存カードを貼付せず保存内容が明記されていなかったことや、廃棄の際に中身を十分に確認しなかったことが要因とみられます。
書庫の配置の見直しに伴い、書類を点検した際に紛失していることが発覚しました。これまでに個人情報の流出などは確認されていません。
藤枝財務事務所は、適正な文書管理を徹底するとしています。
また、富士財務事務所でも納税者から電話で送付依頼を受けたものの、別の車両の納付書を送付し、個人情報の漏えいがあったことが分かりました。
登録番号の聴き取り誤りがあったことから、車台番号の確認を徹底するとしています。
