患者からノロウイルス検出…生ガキやステーキなど食べた5人が食中毒 患者は去年の4倍超 浜松市
浜松市の飲食店で生ガキやステーキなどを食べた5人が、下痢や発熱などの症状を訴えました。食中毒と診断されています。
浜松市によりますと18日、浜松市中央区の飲食店で、生ガキやステーキなどコース料理を食べた30代から50代の2グループの5人が下痢や吐き気、発熱などの症状を訴えました。
そのうち4人の便から食中毒の原因となるノロウイルスG1が検出されたということです。全員、入院はせずおおむね快方に向かっています。保健所は23日から衛生状況の改善が確認されるまでの間、店に営業禁止を命じました。
浜松市での食中毒は今年に入り8件445人(7月23日現在)で、去年の同じ時期の3件107人より件数は倍以上、患者は4倍に増えています。
市は肉や魚は中心部までしっかり加熱し、食事や調理の前には石鹸を使って手を洗うよう呼び掛けています。
