【詳報】58人が食中毒…便を調査した22人全員からサポウイルス検出 入院せずおおむね快方に向かう 浜松市

 浜松市のビュッフェ形式の飲食店で、寿司や天ぷらなどを食べた58人の男女が、下痢や腹痛などの症状を訴え、食中毒と診断されました。

 浜松市によりますと14日、中央区の飲食店で鉄板焼きや寿司、天ぷらなどを食べた10代から50代の10グループ男女58人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴えました。そのうち22人の便を調べたところ、全員から食中毒の原因となるサボウイルスが検出されたということです。入院はせずおおむね快方に向かっています。

 これを受け、保健所は20日から衛生状況の改善が確認されるまでの間、店に営業禁止を命じました。

 浜松市における食中毒は今年に入り6件、208人発生していて、前年同期比より4件、109人増加しています。浜松市は食事や調理前、そしてトイレ後に石鹸を使ってしっかり手を洗うよう呼びかけています。

【詳報】58人が食中毒…便を調査した22人全員からサポウイルス検出 入院せずおおむね快方に向かう 浜松市