交際相手とともに30歳男性の遺体を切断し埋めたか…当時19歳の女に猶予判決 裁判長「被告人は恐怖を感じ指示に従った」 静岡地裁
静岡市の男性の遺体を損壊・遺棄した罪に問われている女に、静岡地方裁判所は30日、執行猶予付きの判決を言い渡しました。
判決によりますと、当時19歳の女は去年6月、交際していた男と共謀。男と会社を共に経営していた静岡市の当時30歳の男性の遺体を切断し、藤枝市の山に埋めた罪などに問われています。
30日の判決公判で、静岡地裁の丹羽芳徳裁判長は「死体を運搬し、土の中に埋めるなど犯行に重要不可欠な役割を果たした」と指摘。一方で「上司で交際相手の男に殺人を突然告げられ、被告人は恐怖を感じ指示に従った」などとして懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決を言い渡しました。
