製菓会社の口座からおよそ4億円を横領した罪に問われている男に検察は懲役10年を求刑 静岡地裁沼津支部
静岡県沼津市の会社からおよそ4億円を横領した罪に問われている元社員の男の裁判で、検察は懲役10年を求刑しました。
被告(61)は去年4月から11月、沼津市内の製菓会社の口座などからおよそ4億円を自身の口座に送金し、横領した罪に問われていて、初公判で起訴内容を認めています。
検察は被告が会社に毎月10万円を支払うとしているものの、高額で被害回復の見込みがないこと、常習性があり再犯の恐れがあるとして 懲役10年を求刑しました。
弁護側は前科がなく犯行動機のひとつに投資詐欺被害があるなどとして、寛大な処分を求めました。
判決は9月5日に言い渡されます。
