放火未遂の容疑者が静岡市のホテルの一室に閉じこもり現場の市街地は一時騒然に 大阪の自称・会社員を逮捕
放火未遂の容疑者が静岡市のホテルの一室に閉じこもり、現場の新静岡駅周辺は一時騒然となりました。
根方ゆき乃記者
「セノバの目の前にあるこちらの交差点なんですが 朝から数時間にわたり規制の状態が続いています。消防や警察がホテルやその横の駐車場を出入りしています」
午前9時ごろ、静岡市葵区伝馬町の交差点付近は騒然としていました。

近くの店の店員は
写真材料店の店員
「そっちへ入って行っていいのかとか、どうすれば通り抜けられるのかみたいなことを聞いている人がたくさんいるような状況でした。車も通れずに、困って曲がって、どっち行こうみたいな感じになっていました」

放火未遂容疑で自称・会社員を逮捕
およそ1時間後、近くのホテルから出てきたのは、大阪市東淀川区の自称・会社員の男(68)です。
19日午後10時ごろに静岡市駿河区に住む知人の女性の家の郵便受けに火をつけた疑いが持たれています。
気づいた女性が火を消したため、放火は未遂に終わりましたが、女性は容疑者のことで7月から8月にかけ、警察に複数回相談していたということです。
警察によりますと防犯カメラなどから男の関与が浮上し、伝馬町のホテルに滞在していることが分かり、部屋に向かったところ、容疑者が閉じこもったため、大事をとって規制などを行ったとしています。
取り調べに対し、男は容疑を認めているということです。
