「ガンプラ」を生産する新工場 敷地内に設置されたミュージアムを初公開「魅せる工場」に

ガンダムのプラモデルを生産する静岡市の新工場そこに併設されるミュージアムが初めてメディア公開されました。
いまや日本だけでなく、世界中から人気を集める「ガンプラ」。
1980年に発売を開始し今年で45周年。
今までに販売された総数は、なんと8億個以上に上ります。
7月静岡市では、そのガンプラを生産する新工場が稼働開始。
そうした中、20日は…。
古賀りなアナウンサー
「新たに稼働した工場の敷地内には、なんとミュージアムも設置されているんです
9月2日のオープンに先駆け、新工場に併設されたミュージアムの初めてのメディア公開が行われました。
BANDAI SPIRITS 榊󠄀原博 代表取締役社長
「このミュージアムに来館された子どもが将来、モノづくりに興味を持ったり、モノづくりの仕事に携わるようになっていただいたら我々も大変うれしく思う。」
「魅せる工場」
新しい工場のコンセプトは「魅せる工場」。
入口に大きく展示されているのは、実物大のガンダムをプラモデルのパーツとして再現した「ランナーウォール」。
裏側には作り方の説明書まで丁寧に作り込まれていて、ガンプラ工場らしいこだわりのモニュメントになっています。
古賀りなアナウンサー
「入ってすぐの通路にはプラモデルのデザインに使われた資料がずらっと並んでいるんです。こうした細かいものって普段なかなか見ることないですよね。」
このミュージアムは、「プラモデルの価値のデザイン」をテーマとしていて、製造工程やこれまで作られたプラモデルの歴史などが学べる施設となっています。

「プラモデザイナー体験」
そんなミュージアムの目玉の一つが、自分でプラモデルのデザインを体験できる「プラモデザイナー体験」。
BANDAI SPIRITSプラモデル公式PRアンバサダー
LINKL PLANET 東恩納 瑠花さん
「ここはカラーリングデザインになります。モデリングしたプラモの色を決めていきます。」
ここは自分が好きなようにプラモデルの色を決めることができる施設。
様々な色を組み合わせ、自分だけのオリジナルプラモをデザインすることができます。
さらに最後の工程では、プラモデルのパッケージも背景やポーズなど、自分だけのオリジナル作品を作ることができます。
ミュージアムは9月2日にオープン予定。
入場は完全予約制で、公式サイトからチケットを購入できます。
