参院選の総括を取りまとめている自民党 県民生活にも影響するガソリン減税は?

 参院選の総括を取りまとめている自民党。29日の委員会で素案の一部を修正することが決まりました。
いっぽう、県民生活にも影響するガソリン減税をめぐっては・・・

 29日、自民党本部で開かれた、参院選の総括委員会。報告書には、派閥の裏金事件の影響も盛り込まれる見通しであった一方で、石破総理個人の責任は明記しない方向で調整。“石破おろし”に動く議員を中心に、強い反発も予想される展開となっていました。終了後、取材に応じた森山幹事長は…。

●自民党 森山裕幹事長:
「2日にもう一回委員会を開き、成案を得て、両院議員総会に臨みたいと思っています」

Q.きょう素案を示されたそうですが、出席者からはどのような意見が?
「いろんな意見がありましたが、それはまだ途中の話でございますので、コメントは差し控えたいと思います」

 総括後に辞任する意向を示している、木原選対委員長も取材に応じました。

●自民党 木原誠二選対委員長:
「多くのご意見をいただきましたので、この後修正すべきもの、修正することになると思いますが、いまだ足らざるところがあるという指摘があったので、また追加的に加えていきたいと思っている」

 29日の時点で、総括の内容は明らかにされませんでした。

 自民党が大敗した参院選を経て、塗り替えられた国会の勢力図。7月、与野党6党はガソリンの暫定税率を「年内のできるだけ早い時期に廃止する」ことで合意していて、野党は11月1日からの実施を目指しています。およそ1カ月にわたって議論が続けられてきましたが、28日に開かれた4回目の協議でも、与党側から具体的な財源の提案はありませんでした。

●自民党 宮沢洋一税調会長:
「私どもからは基本は税財源だと思っているが、今後いい知恵が出るのであれば、その他の財源といったものも考えられないわけではない」

参院選の総括を取りまとめている自民党 県民生活にも影響するガソリン減税は?

 野党からは不満が噴出しています。

●立憲民主党 重徳和彦政調会長:
「きょうのような説明に終始するだけの議論をこの協議で続けることはもはや意味がない」

●国民民主党 古川元久国対委員長:
「来年度以降は税収上振れしている部分、あるいは不要額そういう歳出の見直しをすれば、新たな負担がなくても減った分の財源を確保できるというのが我々の考え」

 一方で、ガソリンの暫定税率廃止をめぐって、全国知事会は緊急提言をまとめ、自民党の森山幹事長らに申し入れました。廃止による地方の減収はおよそ5000億円で、「安定的な地方財源が確保されなければ地方の存続が危ぶまれる」と訴えています。

●全国知事会 村井嘉浩会長:
「どの党とは申し上げませんけれども、(財源なき減税論は)無責任ではないかと思っております」

 森山幹事長は、「拙速に進めるわけにはいかないのではないか」と答えたといいます。

●自民党 宮沢洋一税調会長:
Q.知事会などからの財源なき減税に反対する緊急提言をどう考えるか
「本当に我々もそう思っていますから、しっかり連絡を取りながら密にして対応していきた
いと思っています」

 25日時点の静岡県のレギュラーガソリンの価格は1リットルあたり174.5円。前の週から0.9円値下がりしていますが、依然高く推移しています。ガソリンをめぐる動きを今後、政治はどう解決していくのでしょうか。

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