「巖だけ助かればいいわけではない」 袴田ひで子さんが狭山事件支援集会に出席 東京
埼玉県狭山市で女子高校生が殺害されたいわゆる狭山事件を巡り、東京で開かれた支援者集会に袴田ひで子さんが出席し、「冤罪が晴れるまで応援を」と訴えました。
狭山事件では殺人などの罪で無期懲役が確定した石川一雄さん(84)が、現在仮釈放中で再審を請求しています。
23日に東京で開かれた支援者らの集会には石川さんと獄中で面識があり、再審が確定した袴田巖さんの姉、ひで子さんも参加。冤罪を訴える石川さんにエールを送りました。
袴田ひで子さん:「巖だけが助かればいいというものではありません。今度こそは石川さんです。石川さんにも頑張っていただきたいと思う」
石川さんの弁護団事務局長は…
中北龍太郎弁護士:「非常に重みのある(ひで子さんの)発言であり、石川さんにとってもとてつもなく大きい意味がある」
袴田事件では29日に2回目の三者協議が開催される予定です。