学歴詐称が指摘される静岡・伊東市の田久保真紀市長について、市議会の議長らが警察に告発状を提出 偽の卒業証書を見せた疑い

学歴詐称が指摘される伊東市の田久保真紀市長について、偽の卒業証書を見せた疑いで市議会議長らが警察に告発状を提出しました。
●伊東市 田久保真紀市長:
Q辞職か解散か決断されましたか?
「・・・・・」
不信任決議を受けた判断が2日後に迫る中、田久保市長は9日も問いかけに答えませんでした。
問題の発端は大学除籍にも関わらず「卒業」と誤った経歴が市の広報誌に載ったこと。調査していた市議会の百条委員会は市長の不当行為が原因と結論付けています。
また、市議会は田久保市長が「6月28日に初めて大学除籍と知った」と主張したことは虚偽などとして、警察に刑事告発しています。
そして9日も新たな動きが…。
●板垣亮記者:
「議長と副議長が警察署に入っていきます」
大学の卒業証書を偽造し6月4日に市議会の正副議長に見せた疑いがあるとして、警察に告発状が提出されました。告発状では、「正規の証書とレイアウトが異なり、学部名や学長名、印影などの構成要素が不一致」と指摘されています。
●伊東市議会 中島弘道議長:
「卒業文書と言われるもの、それは私たちは偽物だったということで、百条委員会で結果を出しております。偽造の文書を使って私たちに行使した」
●伊東市議会 青木敬博副議長:
「田久保市長の犯罪行為の疑義がかかっているわけですから、これは何があっても先にやらなきゃいけないとの思いでやりました」
田久保市長を巡ってはほかにも3件で刑事告発されていて、警察の捜査が行われています。