竜巻被害の静岡・吉田町で横転した車に乗っていた50代男性が5日に死亡していたと町が発表
5日に静岡県の牧之原市から吉田町にかけ、発生した竜巻で、吉田町で横転した車に乗っていた50代の男性が死亡していたことが分かりました。
吉田町役場によりますと、死亡したのは藤枝市に住む自営業の50代男性です。
8日午後、静岡市消防局と男性の遺族から役場に申し出があり、初めて事態を把握し関係機関に事実確認を行って、9日午後3時すぎに発表しました。
役場などによりますと、5日午後2時40分すぎ、吉田町神戸の商業施設の駐車場で「男性が意識が朦朧として嘔吐している」と119番通報がありました。
隊員が駆け付けたところ、50代の男性が車いすに座っていて、頭部の痛みや吐き気を訴え、嘔吐していたということです。当時は会話ができていましたが、町外の病院に搬送後、その日の夜に死亡が確認されました。
男性は駐車場で1人で車に乗り竜巻で車が横転したと話していたということです。
町役場の白井和幸危機管理監は「この災害で亡くなった犠牲者の方に心からお悔やみを申し上げる」とコメントしています。
